ザ・リッツ・カールトン東京と聞くと、
サービスも客室も申し分のない、特別なホテルというイメージを持つ方も多いと思います。
我が家も2026年8月、4歳・2歳の子どもを連れて家族4人で宿泊しました。
実際に泊まってみると、
高層階からの眺望やスタッフのサービスには、「さすがリッツ・カールトン」と感じる場面が確かにありました。
一方で、客室設備や水回り、子どもとの生活動線については、
これまで家族で泊まってきた他の上質ホテルの方が使いやすいと感じる部分もありました。
高級ホテルだからといって、必ずしも小さな子どもとの家族旅行で満足度が一番高くなるわけではありません。
この記事では、ザ・リッツ・カールトン東京へ実際に4歳・2歳の子どもと宿泊して感じた、
良かったところも、少し使いにくかったところも含めて正直にまとめます。
・宿泊時期:2026年8月
・家族構成:大人2名+4歳+2歳
・移動:車
・客室:キング・スカイラインビュー
・客室階:49階
・予約:Marriott Bonvoy公式アプリ
・宿泊:100,000 Marriott Bonvoyポイントを利用
・会員ステータス:Marriott Bonvoy プラチナエリート
・朝食:利用なし
・クラブラウンジ:利用なし
・駐車料金:8,000円/泊
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結論|サービスはさすがリッツ。ただ、我が家の再訪優先度は高くありません
先に結論から書くと、
ザ・リッツ・カールトン東京は素晴らしいホテルでしたが、小さな子ども2人との家族旅行では、我が家の再訪優先度はそれほど高くありません。
特に印象に残ったのは、スタッフのサービスと高層階からの眺望です。
チェックインからチェックアウトまで丁寧に対応してもらい、
「リッツ・カールトンに泊まっている」と感じられる場面は何度もありました。
一方で、客室は十分な広さがあるものの、
コンセントやテレビ、水回りなど、日常的な使い勝手では少し古さを感じました。
また、これはかなり感覚的な部分ですが、
夫婦だけで再訪するとしても、我が家にとっては少し「背伸びをして泊まっている」感覚が残りそうです。
名古屋マリオットなどでは、高級ホテルでありながら普段の自分たちの延長で落ち着いて過ごせます。
リッツ東京では、ホテルに自分たちを合わせているような感覚が少しありました。
| 項目 | 我が家の評価 |
|---|---|
| サービス | ◎ |
| 眺望・非日常感 | ◎ |
| 客室の広さ | ◎ |
| 客室設備の使いやすさ | △ |
| 子連れでの生活動線 | △ |
| 大人の居心地 | ○ |
| 再訪意欲 | △ |
これはホテルの格やサービスレベルを評価したものではなく、
「4歳・2歳の子どもとの家族旅行で、我が家がどれだけ心地よく過ごせたか」という基準での評価です。
車で到着|最初から感じたリッツらしいサービス
今回は車でホテルへ向かいました。
子ども2人との旅行では、ホテルの入口からチェックインまでの動線も意外と重要です。
ザ・リッツ・カールトン東京では、車寄せへ到着してから45階のフロントへ向かうまでの案内もスムーズでした。
チェックイン時には冷たいタオルと水を用意してもらい、
移動後だったこともあって、こうした細かな対応には最初から上質さを感じました。
子ども向けのスタンプラリーについても案内がありました。
今回はその後の予定もあり、結局スタンプラリーには参加しませんでしたが、
大人向けの高級ホテルでありながら、子どももきちんと迎えてもらえている印象はあります。
子連れに特化したホテルではありませんが、
サービス面では家族での宿泊にも配慮されていると感じました。
駐車料金は1泊8,000円でした。
ホテルの価格帯を考えれば驚く金額ではないかもしれませんが、
車移動が中心の家族旅行では、宿泊料金とは別に考えておきたいコストです。

館内には和の意匠|格式を感じる空間
館内は、いわゆる最新のラグジュアリーホテルというより、
重厚感や落ち着きを大切にした雰囲気です。
ロビー階だけでなく、館内には盆栽や和を感じる装飾もあり、
海外ブランドでありながら東京らしさ、日本らしさを意識した空間になっています。
華やかというより、格式や静けさを感じるタイプのホテルです。

49階のキング・スカイラインビュー|家族4人でも十分な広さ
今回予約したのは、キング・スカイラインビューです。
予約時からこの客室タイプでしたが、チェックイン時には階数などについてアップグレードした旨の説明がありました。
ただし、客室タイプそのものが変更されたわけではなく、
具体的にどの部分がアップグレードだったのかまでは、今回の滞在では明確に把握できませんでした。
実際に案内されたのは49階の客室です。
客室へ入って最初に感じたのは、十分な広さがあることでした。
キングベッドだけでなく、窓側にはチェアとテーブルがあり、
さらにデスクスペースも確保されています。
家族4人で宿泊しても、客室面積そのものに窮屈さはほとんど感じませんでした。
ベビーカーや子どもの荷物が多くなりやすい我が家でも、
荷物を置く余裕はあります。
木を使った家具や落ち着いた色調、和を感じる意匠もあり、
最近できたホテルとはまた違う、重厚感のある客室です。



広さは十分。でも「広い=使いやすい」とは限らなかった
ただし、今回の滞在では、
客室の広さと実際の使いやすさは別だなとも感じました。
例えば、枕元には通常のコンセントが見当たらず、USB端子はあるものの、我が家が普段使っているUSB-C中心の充電環境とは相性が良くありませんでした。
スマートフォンをベッド横で充電したいだけでも、
最近のホテルと比べると少し工夫が必要です。
また、テレビもYouTubeなどを簡単に視聴できるタイプではありませんでした。
大人だけで宿泊するなら大きな問題ではないと思いますが、
4歳・2歳との旅行では、少し動画を見てもらっている間に荷物を整理したり、翌日の準備をしたりする場面もあります。
そのため、TIADなど比較的新しいホテルと比べると、
現在の家族旅行に合った設備という意味では差を感じました。
バスルーム|豪華さはあるが、子ども2人との入浴では使いづらかった
バスルームは広く、シャワーブースとバスタブがそれぞれ独立しています。
設備だけを見ると、ゆとりのある豪華な水回りです。
一方で、4歳・2歳の子どもを実際にお風呂へ入れてみると、
我が家ではこの配置があまり使いやすいとは感じませんでした。
シャワーブースとバスタブが離れているため、
子どもを洗ってから湯船へ移動させたり、2人を見ながら親も動いたりするには、少し扱いづらさがあります。
妻も同じ感想でした。
ホテルレビューでは「シャワーとバスタブが独立している=使いやすい」と評価されることもありますが、
小さな子どもとの入浴では、設備の有無だけでなく配置や距離まで含めて使いやすさが決まると感じました。
個人的には、カハラ横浜やTIADの水回りの方が、子ども2人との生活動線には合っていました。
バスアメニティや子ども用品も用意
バスルームにはシャンプーやボディソープなどのバスアメニティが用意されていました。
また、子ども用のパジャマと歯ブラシも用意されていました。
大人向けホテルという印象は強いものの、
こうした子ども用品がきちんと用意されているのは安心できるポイントです。


客室からの眺望|49階ならではの東京の景色
一方で、客室からの眺望は印象に残っています。
49階という高さから東京を見渡せる景色は、
普段のホテルステイとは明らかに違う非日常感があります。
昼間は東京の街を遠くまで見渡せ、
夕方になると光の入り方が変わり、夜には一面の夜景へと変わっていきます。
時間帯によって景色の表情が変わるため、
客室でゆっくり外を眺める時間そのものが滞在の一つの楽しみになりました。
設備面では気になるところもありましたが、
この景色はザ・リッツ・カールトン東京へ泊まる大きな魅力の一つだと思います。

ウェルカム菓子や客室アメニティ|和を感じるおもてなし
客室にはNespressoが用意されており、日本茶も楽しめるようになっていました。
ボトルウォーターも、ザ・リッツ・カールトンのロゴが入ったオリジナルデザインでした。
さらに、客室にはウェルカムのお菓子として和菓子が用意されていました。
見た目にも日本らしさがあり、
館内の盆栽や客室の和の意匠とあわせて、ホテル全体で日本らしい世界観を意識していることが伝わります。


客室には空気清浄機も用意されていました。
こうした設備やアメニティには、高級ホテルらしい丁寧さを感じます。
一方で、我が家の場合はドライヤーを使う際のコンセント位置などにも少し使いづらさを感じました。
一つひとつは小さなことですが、
子ども2人との滞在ではこうした細かな使い勝手が積み重なって、ホテル全体の過ごしやすさにつながります。
朝食|今回はサンリオピューロランドへの出発を優先
今回は、ホテルの朝食を利用しませんでした。
翌朝はサンリオピューロランドへ向かう予定で、
朝食会場が7時から始まっても、7時45分頃には会場を出て出発準備へ移る必要がありました。
ゆっくり朝食を楽しめる時間がない中で利用するには、我が家にとって費用とのバランスが合わないと判断しました。
そのため、料理内容や子どもとの朝食の使いやすさについては、この記事では評価していません。
旅行ではホテルだけでなく翌日の予定もあるため、
高級ホテルだからすべてのサービスを利用するのではなく、旅行全体で何を優先するかを考えて決める方が我が家には合っています。
サービス面では「さすがリッツ」と感じた
設備面ではいくつか気になったところがありましたが、
スタッフのサービスについては非常に印象に残っています。
特に覚えているのが、チェックアウト時の対応です。
平日の朝8時頃と比較的早い時間だったこともあると思いますが、
フロント階にいた若い男性スタッフがロビーで家族写真の撮影を手伝ってくれました。
それだけで終わらず、
そのまま車寄せのある階まで一緒に来てくれて、「ここから撮るときれいですよ」と撮影におすすめの場所まで教えてくれました。
さらに、そこでも家族写真を撮ってもらいました。
こちらから特別なお願いをしたわけではありません。
こうした自然な対応には、
マニュアル的な丁寧さとは少し違う「さすがリッツだな」と感じるサービスがありました。
今回の滞在で、設備よりも強く印象に残っているのはむしろこの部分です。
良かった点|眺望・広さ・サービスはやはり魅力
- スタッフサービスの質が高かった
- 49階からの眺望に特別感がある
- 客室が広く、家族4人でも窮屈さがない
- 子ども用パジャマ・歯ブラシなどの用意がある
- 子どもを歓迎してもらえている安心感があった
- ホテル全体に重厚感と非日常感がある
- 和の意匠やウェルカム菓子など、ホテル独自の世界観を感じられる
特にスタッフ対応については、
今回泊まったホテルの中でも印象に残るものでした。
「リッツ・カールトンに泊まる」という体験そのものを重視する方には、魅力の大きなホテルだと思います。
気になった点|小さな子どもとの実用性では他ホテルを優先したい
- 客室設備には少し古さを感じた
- 枕元の電源環境が現在の使い方には合いにくかった
- YouTubeなどを簡単に視聴できなかった
- シャワーとバスタブの配置が子ども2人との入浴では使いづらかった
- ドライヤーなど、細かな生活動線にも使いにくさを感じた
- 駐車料金が1泊8,000円
- ホテルの格式が高い分、我が家では少し落ち着かない感覚もあった
ここは、高級ホテルとしての価値とは別に考えた方がいいと思います。
サービスが素晴らしいことと、
4歳・2歳との家族旅行で使いやすいことは、必ずしも同じではありません。
我が家がホテルを選ぶ場合は、ブランドや価格だけではなく、
客室で家族が自然に生活できるか、大人も肩の力を抜いて過ごせるかもかなり重要だと、改めて感じた滞在でした。
カハラ横浜・TIADと比べて感じた違い
2026年夏は、ザ・リッツ・カールトン東京のほかに、
ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜とTIADにも家族で宿泊しました。
3ホテルはいずれも上質ですが、
実際に家族4人で泊まってみると、満足度には差がありました。
| ホテル | 我が家の印象 |
|---|---|
| カハラ横浜 | 家族で最も自然に過ごせ、再訪したいと感じた |
| TIAD | 大人の上質感と子連れでの実用性のバランスが良かった |
| リッツ東京 | 格式・眺望・サービスは印象的。一方で家族での使いやすさでは他2ホテルを優先 |
我が家の満足度としては、
1位 カハラ横浜
2位 TIAD
3位 ザ・リッツ・カールトン東京
でした。
ただし、これはホテルとしての格付けではありません。
「4歳・2歳を連れた我が家が、ホテルでどれだけ自然に心地よく過ごせたか」という評価です。
サービスや格式を最優先にすれば、リッツ東京の評価はまったく違ってくると思います。
一方、子どもとの生活動線や水回り、大人側の落ち着きまで含めると、
我が家にはカハラやTIADの方が合っていました。
ザ・リッツ・カールトン東京が向いている家族
今回の滞在を踏まえると、ザ・リッツ・カールトン東京は次のような家族には特に魅力があると思います。
- リッツ・カールトンならではのサービスを体験したい
- 東京の高層階からの眺望を楽しみたい
- ホテルの格式や非日常感を重視したい
- 客室の広さを重視したい
- 子どもがある程度大きく、客室設備への依存が少ない
逆に、
- 小さな子どもとの生活動線を最優先したい
- 最新の客室設備を重視したい
- YouTubeなどを含めた客室での過ごしやすさを重視したい
- バス・トイレなど水回りの使いやすさを重視したい
- 肩肘張らず、大人も自然体で過ごしたい
という我が家に近い旅行スタイルなら、
他の上質ホテルも含めて比較してみる価値があると思います。
料金と予約|今回は100,000 Bonvoyポイントを利用
今回はMarriott Bonvoy公式アプリから予約し、
100,000 Marriott Bonvoyポイントを利用して宿泊しました。
ザ・リッツ・カールトン東京は、宿泊日によって必要ポイント数や現金料金が大きく変わります。
そのため、宿泊を検討している場合は、
現金料金と必要ポイント数の両方を確認してから、どちらを使うか判断するのが良いと思います。
我が家の場合も今回は100,000ポイントという大きなポイント数を使っているため、
単純に「ポイントだから無料」と考えるのではなく、そのポイントを他のMarriott Bonvoy参加ホテルで使った場合との比較も考えたいところです。
特に子連れ旅行では、ホテルのブランドだけでなく、
同じポイント数や予算で家族全体がどれだけ満足できるかも判断材料になると思います。
Marriott Bonvoyプラチナ会員なら、この滞在はどう変わる?
今回はMarriott Bonvoyプラチナエリートとして宿泊しました。
今回確認できた範囲では、
16時までのレイトチェックアウトを利用できました。
また、Marriott Bonvoyの利用履歴を確認すると、ウェルカムポイントとして1,000ポイントが付与されています。
予約時から「キング・スカイラインビュー」でしたが、
チェックイン時には階数などについてアップグレードした旨の説明もありました。
ただし、客室タイプ自体は変わっておらず、
具体的にどの部分がアップグレードだったのかまでは明確に確認できていません。
そのため、本記事では「プラチナ特典で客室タイプがアップグレードされた」とは断定していません。
プラチナエリートは、対象となるホテル利用に対して通常より多くのボーナスポイントを獲得できる点もメリットです。
一方で、今回は朝食を利用しておらず、クラブラウンジも利用していません。
そのため、我が家の今回の宿泊では、
プラチナエリートだから滞在価値が大きく変わった、という感覚まではありませんでした。
ザ・リッツ・カールトンはMarriott Bonvoy参加ホテルの中でも、ブランドによって特典の扱いが異なる部分があります。
ネット上では朝食やホテルクレジットなど、さまざまな特典情報も見かけますが、
今回の滞在で自分自身が明確に確認できなかったものについては、本記事では特典として記載していません。
利用時期やプランによって内容が異なる可能性もあるため、
特典を重視して予約する場合は、宿泊前にホテルまたはMarriott Bonvoy公式情報で確認するのが安心です。
まとめ|高級ホテルだから、自分たちに一番合うとは限らない
ザ・リッツ・カールトン東京へ実際に宿泊してみると、
スタッフのサービスや49階からの眺望には、確かに特別なものがありました。
チェックアウト時に写真撮影を手伝いながら車寄せまで同行してくれたスタッフの対応など、
今でも印象に残っている場面があります。
また、客室の広さや和を感じる設え、ウェルカム菓子など、
ザ・リッツ・カールトン東京ならではの世界観を感じられる部分もありました。
その一方で、4歳・2歳との家族旅行という視点では、
客室設備や水回りなど、もう少し使いやすければと思う部分もありました。
そして今回特に感じたのは、
ホテルの価格やブランドの格と、自分たち家族が心地よく過ごせるかは別の話だということです。
リッツ東京は素晴らしいホテルだと思います。
ただ、我が家の場合は「またここへ泊まりたい」という気持ちより、
次はカハラ横浜やTIAD、あるいは何度も利用している名古屋マリオットのような、もう少し自然体で過ごせるホテルを選びたいというのが正直な感想です。
子ども連れでザ・リッツ・カールトン東京を検討している方も、
「高級だから間違いない」と考えるのではなく、自分たちの家族がホテルでどんな時間を過ごしたいかを基準に選んでみてください。
※ホテルの設備・料金・Marriott Bonvoy特典などは宿泊時期によって変更される場合があります。最新情報はホテルおよびMarriott Bonvoy公式情報をご確認ください。

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